株主優待利用 サルバトーレ クオモ【 (株)ワイズテーブルコーポレーション(2798)】
サルバトーレ クオモで株主優待利用
ワイズテーブルコーポレーションが経営するイタリアンレストランのSALVATORE CUOMO & BAR(サルヴァトーレ クオモ)で株主優待を利用してランチに行ってきました
株主優待とポイント利用で会計7,579円がなんと2,279円になりましたよ
5,300円も節約できました。
当日注文メニュー
- Mマルゲリータ 2,288円
- Mベーコンときのこのジェノベ 2,508円
- アラビアータ 1,188円
- ラザニア 1,595円
お会計
お会計 7,579円(税込)
優待利用金額 ▲5,000円
ポイント利用 ▲300円
支払い金額 2,279円(税込)
株主優待の会社(株)ワイズテーブルコーポレーション(2798)
本社所在地 東京都港区赤坂8丁目10番22号 ニュー新坂ビル5F
賃貸ビルのようです。新坂ビルを調べてみると2022年9月末時点で当テナントビルの空室はなさそうです。
2021年5月28日 「上場廃止に係る猶予期間入り」現在債務超過の発表
債務超過とは資産<負債の状況です。コロナで売上がDown。売上どころか経営が危うい状況です。この状況では投資不適格と判断します。
味は美味しい、お店の雰囲気もおしゃれで店員さん接客もOK。業績回復期待してます。
【追加更新】債務超過解消に向けた計画の進捗状況について (株主優待は中止にならない)
2022.10.14に上記発表がありました。以下要約してみました。
1. 事業の概況等について
2023 年2月期第2四半期連結累計期間は、コロナのまん延防止が全国的に解除、経済活動が正常化すると期待したが、コロナ第7波、円安、ウクライナ情勢で物価上昇、景気の先行きは不透明。。。
外食業界は、営業制限の要請が解除で来店客数は回復の兆し。しかし!コロナの感染再拡大で消費活動の停滞、物価上昇、労働力不足で厳しい競争環境です。
こんな状況のなか①収益構造の改善を最優先、②提供する付加価値を向上し客単価を引き上げ
そしてその効果は・・・春のGWの売上高はコロナ前の2019年まで回復!!!!!
しかし...7月8月は第7波で売上高は再びDown↓
第2四半期連結累計期間を通じた売上高は、コロナ前の2019年の水準を下回る。。。。
売上が悪い会社は言い訳が多いですね。
収益構造の改善って普段からやっていないんですね
客単価を引き上げは大切ですね。具体的な改善方法があまり見えないのが残念
【部門別】
[高級レストラン事業のXEX グループ]はランチの時間帯の売上高は好調!しかしディナーの時間帯の売上高の回復が遅れる。加えて7月以降コロナ第7波で来客数が落ち込み。
第2四半期連結累計期間の売上高は 2019 年の水準を下回る。。。ただ前年と比較したら大幅回復!
[カジュアルレストラングループ〕はイートインの営業・・・都心部の大型店舗において売上高の回復が遅れる、そのうえコロナ第7波、2019 年の水準を下回る。。。
デリバリーの営業・・・コロナ感染再拡大で需要伸びる。しかし労働力不足等で売上高は伸び悩む
第2四半期連結累計期間全体では 2019 年の水準程度で推移
何だかんだ言って2019年より伸びていないのですね
この結果
売上高45億4千万円(前年同期は 35億89百万円)UP↑
営業損失は 3億51 百万円(前年同期は営業損失 9億63 百万円)UP↑
経常利益は 58 百万円(前年同期は経常損失 48 百万円)UP↑
純利益は 16 百万円(前年同期は純損失 51百万円)UP↑
上記のUPは前年が悪すぎてるためです
2. 債務超過解消に向けた取り組みの進捗状況について
1つ目の取り組み「資本の増強」。債務超過を解消するために、期間損益の計上と第三者割当増資等を含めた対応策を検討
検討使、岸田総理かい!
2つ目の取り組み「収益性の改善」
(ⅰ) 事業構造の改善。高い価値を提供して客単価を引き上げ。
(ⅱ)デリバリー業態の展開。デリバリーの需要は高く推移すると見込んでます。しかし人員不足等もあり、売上高はコロナ禍以前と同程度の水準。
(ⅲ)コストの削減。円安等で食材価格や電気料等の高騰。今は食材価格の高騰の影響は比較的抑制できています。今後、更に価格上昇が進み、収益を圧迫することも見込まれます。
上記により2023 年2月期末において債務超過解消を目指します
本当に債務超過解消できるか自信が感じられないですね。あいかわらず言い訳も交えているのが気になります。
上場廃止基準(債務超過)に係る猶予期間が、2023 年2月 28 日までとなっております。
【感想】
昨年と比較すると大幅回復。ただ昨年が悪すぎです。「第三者割当増資等を含めた対応策を検討」っていつまで検討しているのでしょうか?もう残り期限少ないですが。
純資産合計は△82百万円(前連結会計年度末に比べ11百万円増加)
△82百万円くらいならなんとかなりそうな気がしますが根拠はないです。株主優待の廃止はないようです。
(株)ワイズテーブルコーポレーションの株主優待品
ワイズテーブルコーポレーションの株主優待についてまとめてみました。
【対象となる株主は?】
「毎年8月末と2月末に100株以上所有の株主」が対象となります。直近ですと、2023年2月28日(火)に100株以上所有してる方が対象になります。
[注意!!]
2023年2月28日(火)に証券会社で100株買ってもダメです。2023年2月28日(火)に株主名簿に記載されていないとダメなのです。ちなみにこの日を「権利確定日」といいます。
2023年2月28日(火)に株を買った場合、株主名簿に記載されるのは2023年3月2日(木)になるのです。2023年3月2日(木)に株保有となります。株を買ってから2営業日後が「権利確定日」となるのです。
㈱ ワイズテーブルコーポレーションの株主優待受けるには2023年2月24日(金)には証券会社で株を買う必要があります。
【優待内容】
『5,000円分の株主ご優待券』が届きます。1年以上株を保有している方は年2回届きます。年間10,000円分です。
優待券利用に対してお釣りは出ないです。
【有効期限】半年間有効
・2月末日に株を所有していた方には「6/1~11/末」までの半年間有効(優待券は5月下旬発送)
・8月末日に株を所有していた方には「12/1~5/末」の半年間有効(優待券は11月下旬発送)
Ⅰ 第42回農林水産大臣賞受賞 沖縄県産もとぶ牛(黒毛和牛)ギフト~すきやき用(冷凍)
Ⅱ アンガス牛<アメリカ産>サーロインステーキ(冷凍)~STEAK THE FIRSTより~
Ⅲ ショコラトリー「LE CHOCOLAT DE H」による特別ギフト~アイスクリームセット~
Ⅳ サルヴァトーレ クオモ 冷凍ナポリピッツァ 3種セット
Ⅴ サルヴァトーレ クオモ 冷凍ナポリピッツァ 2種&ティラミスセット
さらに、3年以上(2月末時点で)継続して保有して頂いている株主の方には10%割引のあるメンバーになれます。「XEX MEMBERS CLUB」というメンバーです。
以下の会員証が届きます
有効期間は1年間(6/1~5/末)レストランの会計料金から10%割引(一部の店舗、商品で使えない所があるそうなので、お店に事前に確認下さい)
まとめ
ワイズテーブルコーポレーションの経営は決して良くないですが株主優待は継続されます。上場廃止の危機ですから。現在は投資すべきではないと思います。現物所有している自分にとっては経営回復を祈るばかりです。